エステでも使われる美顔器スチーマー!どんな使い方をしている?
エステで使われるスチーマーとは
エステサロンのフェイシャルコースには、スチーマーによるケアが組み込まれたものが多くあり、エステサロンの必需品だといえるでしょう。極端に肌の弱い方でも問題ないよう精製水を使用し、非常に細かいミストで肌の角質層のすみずみまで水分を届けます。業務用のスチーマーは家庭用よりも格段にサイズが大きく、ベッドに横になった状態や深くリクライニングした状態でもスチームケアが受けられるように設計。噴霧量や出力、噴霧口の角度、アームのポジションなどが幅広く調整でき、お客さんごとに異なるさまざまな肌質や施術の内容に合わせることが可能です。業務用のスチーマーはスチームケアに特化したものから、アロマオイルが入れられる、蒸気をきれいに保つためのオゾンランプがついているなど、機種によって機能が付加されたものまであります。
エステのスチーマーの用途や使い方は?
フェイシャルコースでのスチーマーの用途や使い方は、大きく分けて次のようなものです。スチームケアの後は肌の透明感が増し、ハリや弾力もアップします。
施術のウオーミングとして
フェイシャルでは保湿ケアや美白ケア、リフトアップなどさまざまな目的のコースが用意されていますが、そのコースの最初にスチーマーが組み込まれていることが多いようです。肌の温度を高めて血行や代謝を促し、その後の美容液やマシンの効果を最大限に引き出す準備を整えます。
クレンジングの洗浄力アップのため
スチーマーで温かい蒸気を当てることで毛穴を開かせることができ、毛穴に詰まったメイクや皮脂汚れ、古い角質などを浮かび上がらせ、落としやすくします。ニキビケアや美白ケアには欠かせないステップです。顔のテカリやメイク崩れの原因になる余分な皮脂を押さえる効果もあります。
マッサージの効果を引き出すため
フェイシャルマッサージの際に、スチームを当ながら行うことで美容液の浸透を高めたり、血行を促進したりして、マッサージの効果をアップさせます。温かいスチームとエステティシャンの手による心地よさは、心と体のリラクゼーションにも最適です。
まとめ
家庭用のスチーマーも、用途や使い方は上でご紹介したエステの場合とほぼ同様です。家庭でセルフケアとして行うにはミストの細かさも噴霧量も十分であり、エステに匹敵する効果を引き出すことができると考えられます。家庭用では機種によって精製水ではなく水道水が使用できるものもあり、大きさも極めてコンパクトなので、より気軽に使えるといえるでしょう。アロマがセットできるもの、水素水のスチームを発生させるものなど、バラエティにも富んでいます。